石井奨悟

心からの伴走者で在るために
- 相手がたとえ友達であってもお客様であってもビジネスパートナーであっても、「御用聞き」になることが心遣いではない。
「仲間」の意味と「利他」の意味、その心を学ぶべし。
小学校から12年間サッカー部に所属し、中学時はキャプテンを任されることもありました。僕の思う「仲間」はまさにその当時の部員の皆でした。練習に励み、週末の試合に臨み、結果を追い求める。
気付けば高校を卒業し、自然と、誰かと何かを成したい。そう思うようになりました。
ただ、まずは結果を追求したい。そう思い実力社会である金融業界へ。
完全歩合の生命保険代理店で営業を学びましたが、同僚や後輩についてのことはほとんど知りません。むしろ当時は「興味が無かった。」というのが正解だった気がします。ただ、チームでの表彰を狙うべく「仲間」と協力し合い、全力で結果を追い求めていたのは確かです。
そんな中、INCRコンサルタント協会とご縁をいただきました。
売上や表彰、名誉という目的地を同じとするだけで、それを「仲間」と呼ぶのか?同じ電車に乗り、目的地が同じであればそれは「仲間」なのか?
衝撃でした。
確かに、そう言われてみればプライベートでも学校でも、会社組織でも、「仲間」と何かを成した経験はありません。
ましてや、担当者として私を選んでいただいたお客様が、何故この商品を用いて運用するのか、何故私を選んでくださったのか、お客様はどうありたく、どうなりたいのか、当たり前な疑問を知らなかったのです。
自分自身が誰かの課題解決に向けてどう影響を与えられるのか、何をしてあげられるのか。
そのためには相手を知ること。相手を知るためにはまず自分を知ること。自分がどうなりたいのか、どうありたいのか。
「一生の仲間と何かを成したい。」
その為にも、これから日々学び続けたい。そう思っています。