「誓約の翼」
皆さん初めまして。
INCRコンサルタント協会、代表理事の田坂俊紘です。
今後、不定期でブログ配信させてもらいます。閲覧された方々に、ブログを通じて、協会の気風を感じて頂きたいと思っております。
先ず第1回は、お題の通りです。
誓約の翼とは、何を指していると思いましたか?
もし当てられた方がいたら、とても洞察力に優れておられますね。協会に入りませんか?
それは冗談ですが…笑
「誓約の翼」とは、協会のロゴマークの名前です。
このロゴマークには、協会の3つの理念である
①金融道徳
②中庸厳守
③生涯伴侶
を現すシンボルとしての役割りを与えています。
ロゴマークの「I」の文字が、天秤のシルエットに加工されていますが、これは「中庸厳守」を現しております。
中庸は短文でお伝えできるほど、簡単な意味合いではない為、今後、このブログ上で、日常に垣間見る中庸を紹介して行こうと考えています。
次に、「N」の文字をコンパスの針が指していますが、これは「金融道徳」を現しています。このコンパスは、正確に道徳を指し示すコンパスなのですが、その針は日本(N)を指しているという意味なのです。道徳の教えは、遥か昔、海を渡り大陸から伝わったものであって、この国から祖師が生まれたわけではありません。
にも関わらず、その教えを最も色濃く体現できている民族が日本人だと世界が認めております。これは日本人として、とても誇らしいことです。
ですが、道徳の教えは世界中に伝わったにも関わらず、何故、日本人に特に染み入ったのでしょうか?こんなにも親切で、思いやりの深い人間になったのは、道徳という、その教えを受ける「心の清さ」「素直さ」にあったのではないかと、私は考えます。そして私達が、その心の器を持てたのは、我が國の神道にこそ、その秘密が隠されていたと思います。この國の神々は、敢えて人の道を説かず、神の道のみ示されました。それは何かお分かりでしょうか?
そうです。それは感謝です。
感謝で満たされた心は、それ以上を求めず謙虚でいられます。そのお陰で、私達の心は私利私欲に埋もれることなく、空っぽで在れた為、渡来した様々な素晴らしい教えを、大いに受け取れたと言われております。
感謝を忘れない心を持つ民族が住む國。これこそが、日本が神の國と表される真の理由かも知れません。
最後に、描かれている左右の翼について解説します。これは、「生涯伴侶」を現しています。片方でも傷付けば、舞い上がることはできません。それは互いの宿命を、相互で協力し、乗り越える為に出逢い、歩む夫婦の姿に似ています。そして、夫婦としての出逢いもあれば、友としての出逢いもあり、コンサルタントとクライアントとしての出逢いもあります。夫婦関係に限らず、全ての出逢いに対する意味を見出して行かなければ、永く共に歩むことはできなくなります。それができる秘訣は、互いに感謝し合う心を無くさないこと、そして互いが成長し変化して、魅力を失わない自分でいるよう努力を続けることだと考えます。
私達は、目に見える現実に向き合うのは勿論のことですが、その虚像の奥に鎮座している大切だと誰もが知っている、見えない何かを常に見据え、目先の事象に惑わされることなく進んで行くことを誓い、羽ばたこうと決意した「誓約の翼」を掲げて参ります。今後とも宜しくお願い致します。
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